特攻隊長セリカの『災害支援やりたいからやってるんだが?』

地震災害支援活動中。主に被災地の女性に内職斡旋をして、生活を立て直すお手伝いをしています。

阪神大震災の時、どうだったんだっけ?

Facebook友達のミホちゃんの言葉で、

阪神大震災を思い出してみた。

 

セリカ、当時23歳。

遠い昔のように感じる…

あー!遠いはずwもうこの2倍生きたじゃん!

(現在46歳(〃∇〃))

 

前の年の12月にバイク事故を起こして、

神奈川の病院に入院してた。

左足大腿部開放骨折、足はバッキバキ(笑)

手術して、寝返りすらできずにベッドに固定されてた。

 

上しか向いていられないから、

食事も鏡に写しながら食べてたっけ。

ストローで寝ながら水分補給して、

寝たままゴクゴク飲むのを習得した。

 

朝方、神奈川県も震度5地震が起きた。

 

避難します!のアナウンスが流れるも、

私の病室には誰も来ない。

不安と恐怖と苛立ちで吐きそうな緊張感だった。

 

揺れは大きく、壁がきしんで煙が立っていた。

 

 

おいおい…ちょっとまずくないかい?

私、ベッドからおりられないんだが?

 

と、思ってた矢先に!

 

看護婦さんがすっ飛んで来て大声で言い放った。

 

 

『動けない患者!後回し!

とりあえずベッドでじーっと待機!

 

 

うん、、、わかりますた。

じーっとお待ちしてますよ、救助が来るのを。

 

チーン( ゚д゚)

 

朝の9時、朝食どころか避難補助もナシー!

フリーズして怖すぎて恐怖も消えた。

 

 

後から考えて…だけど、

その言い方…えぐいな、露骨すぎねえ?

って思った。

ま、看護婦さんも必死だったんだよね。

 

あの後は避難指示はなかった。

何もなかったように日常が始まった。

軽度の入院患者さんは、外まで出たらしいよ。

 

その後は、阪神地区がどうなったか?

それだけをテレビで追ってた。

 

叫んだ看護婦さんは、翌日何もなかった顔(笑)

あえて私もツッコミ入れなかったけど、、、

緊迫した状態とは言え、もうちょい言葉が、、、

選べなかったんかね?(^_^;)

入院、病院って身近なもの。

忙しくて厳しいのはわかるけど、

少し配慮が欲しいと切に願うばかりです。

 

今更だけど阪神大震災の被災者の方々に、

ご冥福とお見舞を申し上げます。